サステナビリティマネジメント
CUCグループのサステナビリティ経営
当社グループは「医療という希望を創る。」をミッションとして掲げ、
患者様・医療従事者・社会の不と負を解消し、希望を創り出す事業を目指しています。
患者様に寄り添った医療を追求し、ひとりでも多くの方がこころから安心して暮らせる社会を創ること、
そしてその社会を持続可能なかたちで次世代に繋いでいくことを使命としています。
サステナビリティ推進体制
グループ横断のプロジェクトチームを配置し、各事業およびグループ会社の代表メンバーが参加しています。サステナビリティ担当執行役員とともに執行役員CFOも参加し、 ステークホルダーの皆様の観点を取り入れながら、アジェンダごとのゴール設定・実行計画・実働を行っています。
さらにその進捗を半期に一度取締役会に報告し監督を受けるプロセスにおいては、取締役全員による議論を経て経営としてサステナビリティにコミットメントする点も重視しています。
加えてCUCの推進体制のユニークな点は、常勤取締役・執行役員の全員がそれぞれマテリアリティテーマを担当することにあります。ありたい姿の設計と具体的な実働に責任を持ち、役員個々の強みを活かしリーダーシップを発揮することを意図しています。前述した取締役会における進捗報告においては、各役員からの報告も実施されます。
同時に、医療領域におけるサステナビリティは日々の発見・気づき・問題意識もまた欠かせません。推進にあたり、ステークホルダーの一つである従業員の参加を重視しています。2023年度にCUCパートナーズ(※)で働くすべての従業員を対象にスタートした社員のための「サステナビリティコンテスト」においては環境課題に対する提案が国内外から寄せられ、選抜された3チームは実行プロセスに入っています。経営による強いリードとともに、一人ひとりの内発的動機と提案・具体行動も不可欠であると考えています。
(※)CUCパートナーズ:CUCグループと経営を支援する医療機関を合わせた総称
私たちが向き合う重要課題(マテリアリティ)
当社はミッションである「医療という希望を創る。」を持続可能な形で達成するために、
SASB スタンダード(※1)、 GRI スタンダード(※2)などの各種報告基準を参考に、
社内取締役、執行役員、幹部社員が社会・ステークホルダーにとっての重要度と
当社にとっての重要度を複合的に議論することにより、
経営理念を実現するために必要なテーマとして以下の5つのマテリアリティを特定しました。
長期的な価値の創造に向けて、これらのマテリアリティへの取り組みを推進しています。
※1 SASBスタンダード:サステナビリティ会計基準審議会(SASB:Sustainability Accounting Standards Board)が2018年に公開した非財務情報公開の標準化に向けた基準。
※2 GRIスタンダード:GRI (Global Reporting Initiative)により定められた国際基準。
組織が経済、 環境、社会に与えるインパクトを一般に報告する際に用いられる。